Atelier Culling は東京のソフトウェアスタジオ。Macに根ざした、思考のための精密な道具を、少しずつ作っています。
スタジオについて
2026年創業。Mac向けのソフトウェアに専念する独立スタジオです。扱う道具は少数に絞り、それぞれ最初から考え抜いて作ります。
外部の資本や提携が仕事を別の方向へ引っぱることはありません。その独立性が、道具を小さく、目的に忠実に保っています。
制作哲学
Atelier はフランス語で工房のこと。道具を手元に置き、注意を払って仕事をする場所です。名前は文字どおりで、スタジオの働き方そのもの。細部まで見落としません。
Culling はこの仕事の核心にある行為です。ノイズの中からシグナルを選び、大切なものを残して他を手放す。道具はそのために作られています。ノイズがデータセットにあっても、まだ粗いアイデアにあっても、自分の道具に渡す指示にあっても。
Atelier Culling は、考える仕事をなくすためにソフトウェアを作っているのではありません。考え続けるための道具を作っています。
複雑な仕事には、それ自身の形があります。統計でも、プロダクト設計でも、AIとの作業でも、難しいところにこそ意味が宿ります。よい道具はそれを削り落とさず、続けられるだけの構造を見せてくれます。
どの道具も、そのために作られています。Elenchus は、統計を根拠から読むために。Idea Inspector は、アイデアの背後にある仮定・判断・タスクを見える形にするために。RefinerAI は、エージェントへの指示を、曖昧な魔法ではなく、読めて直せて同期できるものにするために。
道具の中でAIが動くとき、その役割は判断を鋭くすることで、判断を置き換えることではありません。作業はいつでも見えていて、最終的に理解するのは、それを使う人です。
どの道具も、その構造を見えるように作られています。インターフェースも同じ原則で、意味のない要素は置きません。
製品
Elenchus はスタジオ初のアプリ。記述統計、仮説検定、回帰分析、可視化をカバーするMac向けの統計ツールです。統計量には必ずp値と効果量が並び、引用する前にその数字を確かめられます。英語・日本語・フランス語対応、Mac App Storeで配信中。
Idea Inspector は、ラフなアプリのアイデアを計画へ変えるツールです。複数のエージェントが多角的に検討し、仮定・判断・タスク、そしてコーディングエージェントがそのまま着手できる引き継ぎ資料を返します。開発中。
RefinerAI は、コーディングエージェントが読むスキルを一つの正本にまとめます。読めて保守できる形のまま、Claude、Codex、Cursorが同じソースを参照します。開発中。
沿革
- 2026年6月 独立スタジオとして開業(屋号:Atelier Culling)。ソフトウェア開発業、東京都。
- 2026年6月 Elenchus を Mac App Store でリリース。
- 開発中 Idea InspectorとRefinerAI。Mac App Store配信に向けて開発中。